FPってなに?
FP相談は欧米に比べて普及も遅く、なじみのないサービスと言えます。
最近CMや広告でも目にするけどFPってなに?と思った方いませんか?
お金についてアドバイスしてくれる人、お金に詳しい人―――
というなんとなくのイメージなのではないでしょうか。
こちらでは
FPってどんな人がやってるの?
どんな資格を持っていて、何ができる人達なの?
といった疑問にお答えします!
FPとは
FP=Financial Planner(ファイナンシャルプランナー)
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。
FPは個人や家庭の暮らし・お金の相談にのり、悩みの解決や将来的な目標などライフプランに合わせて家計を改善する専門家です。
金融、税制、不動産、教育資本、生命保険、年金制度など、家計に関する幅広い知識を持っており、それをもとに最適なアドバイスをしてくれます。
金融先進国アメリカでは、よき人生のために
3人の専門家(医者・弁護士・FP)を持ちなさい
と言われるほど身近な存在です。
FP資格について
FP資格には、CFP(シーフィーピー)やAFP(エーフィーピー)など、様々な種類があります。
- CFP=Certified Financial Planner
世界24カ国・地域で認められ、世界共通水準のファイナンシャル・プランニング・サービスを提供できるプロフェッショナルであることを証明する上級資格です
- AFP=Associate Financial Planner
日本国内で幅広く普及しているFP資格で、日本FP協会が認定する資格の1つです。
2年ごとの資格更新に所定の継続教育が義務付けられています。
- ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)
国家検定のひとつで、1~3級まであります。
FP資格を取得する前段階として位置づけられ、より高度なファイナンシャルプランニング能力を身につけるためのステップとなります。
2級以上に合格して日本FP協会のAFP認定する研修を修了すると、さらに高度なFP資格であるCFPやAFPを取得することが可能です。
以下の「FPの6分野」は試験項目になっています。
- ライフプランニング
- リスクと保険
- 資産運用設計
- タックスプランニング
- 不動産運用設計(住宅ローン)
- 相続、事業承継設計
FPの種類
FPには大きく分けて《企業系FP》と《独立系FP(事務所)》の2種類があります。
銀行、証券会社、保険会社(三大金融機関)に勤務しているFPのことを指します。
企業系FPは立場上、自社の商品しか提案できないので、相談結果はその商品を買うのがいいという傾向になりやすいです。
独立した立場で運営されている独立系FPは、FP事務所などに勤務しています。
金融機関の販売方針やなどに縛られない分、より顧客に寄り添ったアドバイスが可能になります。
相談そのものが商品なので、解決の選択肢が広くなりいわゆるFP相談に適した立ち位置です。
より幅広い相談をするのに適している独立系FPですが、FPの多くは企業系なのでその数自体が少ないという問題があります。
また、独立系の中にもさまざまな種類があるのでFPに相談する際にはよく見極めることが大切です。
次の記事では、相談するFPを探す際のポイントについてお伝えします